移住して10年、前から気になっていながら入っていなかったお店に行ってきました。
入っていなかった、というのは、やっているかがパッと見ではわからなかったからなんですが、どうやらやっているということで…
泊大橋の下にある沖縄そば屋「田舎 泊店」です。看板には大きく、ソーキそば・宮古そば、さらに480円の文字も目立ちます。
こちら、調べてみると10年前は「宮古そばとソーキそば専門店」と書かれていて、値段は350円だったようです。
結構な音が出る引き戸から店内に入ったら、左手にある券売機で食券を購入します。
「田舎」の他の店舗ではいろいろなメニューがありますが、こちらは基本的にはソーキそば一本に絞っているようです。ソーキのあり、なしでねぎそばかソーキそばになるようです。今回いただいたのは…
ソーキそば 並(480円)+じゅーしー(100円)
ソーキそばの並をじゅーしーとセットでいただきました。てか、ソーキそば・大にすると値段が700円になるのは… 並の価格をかなり無理しているのではないかという気がします。
麺あげしてわかりましたが、並でも結構なボリュームです。とろっとろの軟骨ソーキも4つくらい入ってました。スープは意外とすっきりとしています。豚骨&カツオのWスープでしょうか。
ソーキはカウンター内にある大きな炊飯器から持ちつけられるんですが、炊飯器にたっぷりと入ったソーキはとても魅力的でした。このお店、できればカウンターで食べて、ソーキの炊飯器をぜひ見てほしいです。
味変は七味と紅生姜です。特に紅生姜は食感と酸味が加わって美味しくなりますね。
そばを平らげたら、スープを啜りつつ、じゅーしーをいただきます。じゅーしーもかなりのボリュームです。器の手前が結構高くまで盛られているので、ピントがズレました。
じゅーしーは油分少なめで、炊き込みご飯という感じですが、時々出てくる脂がとろっと美味しかったです。
ということで、外観や扉はボロボロですが、味は確かな「田舎 泊店」でした。ソーキそばとじゅーしーで満腹になり580円… すごい! ごちそうさまでした!
これがホントの、ボロボロ・ジュウシィ。