2024年4月〜2025年3月に食べたランチの中で、記憶に残った美味しいものをグルメ・オブ・ザ・イヤーとして表彰してご紹介します。
この1年は物価の上昇が決定的というか、至る所で痛感する1年になりました。さらに人手不足もあり、飲食店を経営されている皆さんのご苦労を感じることが多い1年でもありました。でも、例年以上に美味しいメニューと出会うこともできた気がします。その要因と考えられるものは後述しますが、まずは僕が本当に美味しいと思い、観光客はもちろん、この春から沖縄で暮らす方にもオススメのグルメ・オブ・ザ・イヤー2025を発表します!
グルメ・オブ・ザ・イヤー2025
何度かグルメ・オブ・ザ・イヤーに選ばれている与那原町のラーメン屋「NAGISA」のラム塩ラーメンです。まずビジュアルから春っぽくてキレイなんですが、スープもすごかったです!ラムの香りがしっかりあるんですが、感じるのは脂っぽさじゃなくて乳のようなまろやかさ。ラム肉の香りとスパイス&ハーブが見事にマッチしていつつも、余計なものがなく、ほどよくラムの美味しさを感じられたんですよね。チャレンジメニューということでしたが、よく研究された素晴らしい一杯だと思いましたし、ラム肉としてもラーメンとしても新しい出会いがあって、食べ逃がさなくて本当に良かった一杯でした。
続いて…
牧志「パーラー カオソーイ」のヤムウンセン(&ジャスミンライス)がこれまでにどこで食べたものよりも美味しくて、感動しました。春雨は中太サイズ、とにかくムッチムチでちょっと固めの歯ごたえがいいんですよね。具材はその日によって変わるそうで、この時は豚の粗挽き肉などがたっぷり。春雨を食べ終わった後は、ジャスミンライスをお皿に移して「ヤムライス」的な楽しみ方もしましたが、これも美味しかったんですよね。いやぁ、那覇でこんなヤムウンセンが食べられて幸せです!
さらに…
こちらも以前、グルメ・オブ・ザ・イヤーに選ばれている真嘉比のラーメン屋「ラーメン 志のわ」の限定・春の鴨塩&鴨と菜の花のまぜごはんです。やはりビジュアルが春らしくて綺麗でした。ラーメンに乗ったネギはトリュフオイルで和えてあって、香りがふわっと広がります。スープは旨みたっぷりの塩味なんですが、さっぱりだけじゃなくて食べごたえもあるんですよね。鴨肉はレア状態で出てきて、時間の経過と共に変化を楽しめるのもまた良くて… 麺を食べ終わった後は、鴨と菜の花のまぜごはんをスープと一緒にいただきました。こちらは鴨肉と脂が美味しくて。菜の花のほろ苦さと食感がアクセントになっていて最高でした。来年の春もまた食べたい一杯です。
で、特別賞というか、むしろ殿堂入りみたいな感じなのが、宜野湾の「麻婆食堂 福笑い」です。去年もグルメ・オブ・ザ・イヤーで取り上げています。
もうね、何を食べても美味しかった! というか、めっちゃ好みだったんですよね。この1年でお店には6回訪問しているんですが、そのうち4回に食べログで星5つをつけています。アイデアと美味しさが突き抜けているというか、妥協がないというか… まあ、太麺や味の強さが好みだというのもあるとは思うんですが、それにしても美味しかったです。駐車場も10台以上車が駐められますし、県民にも観光客にもオススメのお店です。
今回はラーメンが多くなったんですが(というかすべて麺類…)、その理由としてラーメンの価格が一段上がったというか、これまで千円の壁と言われてきたものを超えるのが当たり前になったり、さらにその壁を必要以上に気にしなくなったことで、より美味しいものが出てきたんじゃないかと思っています。価格を千円に抑えたそこそこ美味しいものよりも、1,500円を超えても本気で美味しいものが望まれているというか。ラーメンはそういった価格の壁があったからこそ、そして横にライバルが多いからこそ美味しいものが出て来るんじゃないかと思いました。
ということで、2025年3月に選んだグルメ・オブ・ザ・イヤー2025でした。今回は紹介していませんが、すでに殿堂入りと言えるようなお店はこちら👇にもまとめていますので、よかったらご覧ください。
この1年はいろいろありましたが、それでも健康で美味しいものを美味しくいただけるように頑張っていきたいと思います。ということで、今後とも沖縄ランチブログZをよろしくお願いいたします!
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