なんと、3日連続で壺屋でランチです。沖縄に移住して10年近くなりますが、3日連続壺屋でランチというのは初めてのことです。
そんな特異日に伺ったのは、のうれんプラザに併設されている「沖縄家庭料理 丸安そば」です。
僕が初めて沖縄に来たのは13年前の夏、最初に食べた沖縄そばが「丸安そば」でした。当時、安いゲストハウスからふらりと出て散策をしていたら、味のある暖簾を見つけて、ちょっとビビりながら椅子に座ったのを覚えています。1973年に創業した歴史あるお店で、これまでも何度か移転をしています。
当時、何を食べたのかは思い出せませんが、今回は…
じゅうしぃ沖縄そばセット(700円)
基本の沖縄そばとじゅーしーがセットになった「じゅうしぃ沖縄そばセット」をいただきました。そばとじゅーしーの他に小鉢もついていました。
麺は太縮れ麺、おそらく照喜名製麺の麺でしょうか。かための食感が好みです。
三枚肉もよくあるタイプではありますが、しっかりと味が染みていますが、脂も感じられて美味しいものです。
スープは、出汁に豚骨も鰹も入っているようですが、意外とスッキリとしていて、空腹の時にも二日酔いの時にもうれしい感じです。
そばは途中から七味を入れて、少し食べたらさらにコーレーグースを入れて、味の変化を楽しみます。
これが僕の沖縄そばの原体験であり、今でも太縮れ麺の沖縄そばが好きなのは、丸安そばで食べたこの麺から始まっているのかもしれません。
小鉢はミニサラダというか、野菜の端っこをうまく使った感じではありますが、一番目立っていたのはリンゴでした。
じゅーしーは蓋付きの器に入っていて、結構ボリュームがありました。
こちらも奇をてらっていなくて、スタンダードなじゅーしーですが、素朴な味わいで美味しかったです。少しアレンジしてみようと、そばに入っていた三枚肉を半分入れて、かき混ぜていただいてみましたが、これも美味しかったです。
もちろん、沖縄そばの出汁との相性も抜群で、じゅーしーを食べつつ、そばの出汁を啜りつつ楽しみました。
マイベストな沖縄そばってその時々で変わっていきますが、マイファーストな沖縄そばはずっと変わらないものですからね。そういうお店が移転をしながらでも残ってくれているのはうれしいなぁ、と思いました。
ということで、ごちそうさまでした!
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