『今年で2年目になり、そばの出来も満足レベルに達したと思いますのでぜひ』
そんなご連絡をいただきまして、浦添・伊祖にある沖縄そばのお店「ゆがふ家」に行ってきました。今までパイプライン通りを通る度に見ていたけど、タイミング的に入っていなかったお店でした。
お店に入って右手にある券売機で食券を買ったら、奥に進みます。カウンターの他にテーブル席もいくつかありました。
初訪問となる今回いただいたのは…
ゆがふそば・中(750円)、じゅーしー(150円)
お店の名前がついたゆがふそば、そして券売機の千円札入口でプッシュされていたじゅーしーです。
ゆがふそばはてびち、本ソーキ、軟骨ソーキがドドンと入っていて迫力があります。
いただいてみると、スープはあっさりとしていて、塩味は控えめです。麺は細めんでスープと麺だけだと少し印象が薄いかも、と思いました。
が、具材もいただくと印象が変わります。まずはソーキですが、こちらはやや味が濃いめで全体のバランスを取っている感じです。軟骨ソーキは“ゴリゴリ”ではなく“ぷるぷるとろん”としています。
テビチはクドくなく、こちらもぷるぷる食感を楽しみつついただけます。ゆがふそばには、大好きな三枚肉は入っていませんでしたが、お肉と皮と、必要なものはソーキとテビチで足りているので、満足できました。
で、他のお店と違ったのは、具材に島豆腐が入っていたこと。
もうひとつ、リクエストすると無料でいただけるフーチバー(よもぎ)。
てびちやソーキ、そして島豆腐にフーチバー… もう沖縄食材のオールスターな感じじゃないですか!
僕の大好きなてぃしらじそばは、引き算の沖縄そばというか、必要最小限で最高のものを作っている感じがしますが、ゆがふ家は足し算の沖縄そばですね。しかし、それが無駄に賑やかだったり、こってりとしたり、重くなったりすることなく、いろいろあるけど一体感があって美味しいんです。これはすごいと思いました。
さて、テーブル調味料はこんな感じです。
こちらは鰹油(鰹節の油?)です。そばの出汁は鰹節がメインですが、その鰹感をアップしたいという方にはこちらがオススメです。
自家製のコーレーグースも素晴らしかったです。とても辛いので、入れるのは少しだけでいいんですが、これを入れた時のスープの変化が見事でした。辛いんだけど旨みが増した感じがしました。
オールスターといえば、じゅーしーも忘れちゃいけません。沖縄そば屋の数だけじゅーしーがある、かどうかはわかりませんが、それぞれのお店に特徴がありますよね。
ゆがふ家のじゅーしーは色濃いめ、食感は柔らかめ、油は少なめ、味はしっかり、という感じで美味しかったです。
これはうちのお子サマー(もうすぐ3歳)も喜んで食べるだろうなぁ、と思いました。
ということで、沖縄そばはシンプルな方がいい、と思ってた僕の概念を変えたゆがふ家でした。そばもじゅーしーもお肉も美味しかったです。みそ汁やヘルシーそばといったメニューも気になるので、次は家族で行ってみたいと思います。ごちそうさまでした!
この記事へのコメントはありません。