いろいろと考えたんですが、現在の沖縄で一番好きなカツカレーは「すずらん食堂」のカツカレーかもしれません。トンカツの専門店でもカレー屋さんでもない、ローカルな食堂なんですけども…
メニューはこんな感じで、奥に見えるピンクの電話は現役です。未だに持ち帰りのオーダーや問い合わせの電話がかかってきていました。
という感じで、味のある「すずらん食堂」、ランチタイムにはカウンター奥のキッチンで4〜5人くらいのお姉様方がテキパキと仕事をされています。
カツカレーをオーダーすると、トンカツを揚げつつ、フライパンを使ったカレーの調理が始まりました。この感じも含め、昭和の懐かしさがあるんですよね。
カツカレー(850円)
カレーはジャガイモ、人参、玉ねぎ、お肉が入ったザ・日本のカレーです。
合わせて「スープです」と出てきたのは、スープというか、ミニ沖縄そばですね。薄焼き玉子も入っていて良い感じです。
カレーは小麦粉、というかルウを使ったもので、粘度は高めの重いカレーソースです。一口目の感想は「甘い! うまい!」なんですが、徐々にスパイスの辛さも出てきます。甘さは脂の甘さもあるのかな。塩っけもやや強めでしょうか。こってり美味しいです。
カツは揚げたてでサクサクとした部分と、ザクッとした部分、いくつかの食感が楽しめます。カレーが重めなので、カツの食感が強い方が相性がいいですね。
お肉は上等なお肉ではないと思いますが、調理の工夫で美味しくなっている感じがいいですね。薄切り肉のようですが、もしかしたら牛スジに細かく包丁を入れているのかも。脂の甘さは牛の脂なのもしれません。
さすがに後半はカレーが重く感じられるんですが、そこはスープでフォローしつつ完食します。
カツカレーが食べたい時って、お腹が空いている時、ガッツリ食べたい時だと思うんですが、そんな欲求をしっかりと満たしてくれるのがうれしいです。
ということで、お気に入りのカツカレーでした。ごちそうさまでした!
すずらん食堂 (食堂 / 安里駅、牧志駅、壺川駅) 昼総合点★★★★☆ 4.0
💡この点数☝️ってどんなもんなのか…? 「点数について」で解説しています。
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