観光客の多いお店でのランチはちょっと怖いなぁ… ということで、首里の手前、儀保駅の近くにある「沖縄そば専門店 きんそば」に行ってきました。以前は「神戸カツ丼一どん」があった場所になります。
お店に入ったら、カウンターでオーダーをして待ちます。前払い制、お水や調味料はセルフサービスとなっています。
看板メニューはふたつ、ドデカイ三枚肉がのった限定三枚肉そばと、いろいろな具材がはいったきんそばです。今回僕がいただいたのは…
限定三枚肉そば(800円)+御膳セット(250円)
限定三枚肉そばを御膳セットでいただきました。御膳セットはジューシー、小鉢、白玉ぜんざい、バタフライピー・ティーがセットになっているものです。ジューシーの写真を撮ろうとしても、お肉が映り込むほど、三枚肉がドデカイです。
三枚肉は大きさもさることながら、厚さもすごいです。割り箸と比べてもらえれば、その大きさがわかりすいと思います。お肉は脂身も多いですが、クドくはなく、味も濃くないので食べ飽きません。
麺は3種類から選べます。ぶるんぶるんな特注太麺、胚芽入りの特注太麺、そして平打ち麺です。今回、僕は胚芽入りの麺を選びました。
胚芽入りの麺も極太縮れ麺で、かなり好みでした。通常の極太縮れ麺よりも食感は弱いですかね。通常の極太縮れ麺はコシもあって、どんなスープと組み合わせても負けない感じでした。
スープはカツオベースのあっさりしたもので、麺と三枚肉が個性的なので、キャラは少し弱く感じるかもしれません。
こちらはセットの小鉢です。昆布と青菜でしょうか? 酸っぱい味付けでしたが、大きい三枚肉の合間に、スッキリサッパリ、ほどよい箸休めになってくれました。
ジューシーもあっさり味でしたが、月桃やフーチバーといった沖縄のハーブ的な香りをほのかに感じる、ユニークで美味しいものでした。
さて、沖縄そばの味変用にコーレーグースーとカレー粉があったので…
後半、あっさり味だったスープと三枚肉をコーレーグースーとカレー粉で味変していただきました。
これが味変と呼ぶにふさわしいナイスな変化を遂げました! 三枚肉は2枚入っているので、1枚はカツオ出汁のスープであっさりと、もう1枚は後半にカレー粉で食べるのがオススメです。カレー粉を入れたスープとジューシーの相性も良かったです。
こちらはセットのドリンク、バタフライピー・ティーです。
バタフライピー・ティーは、タイで有名な青いハーブティーなんだとか。ただ、そのままだと味が無いらしく、きんそばではタンカンジュースが一緒に出てきます。バタフライピー・ティーにタンカンジュースを入れると…
とってもキレイなドリンクになりました。トワイライト! 味はどうしても薄くなったタンカンジュース的になってしまいますが、ハーブの香りがあるのでジュースというよりも、オレンジとハーブの香りのするお茶、といった印象の方が正しいかと思います。
宇那志豆腐店の豆乳を使用した白玉ぜんざいも食べて満腹満足なランチになりました。ごちそうさまでした!
ということで、三枚肉、特注極太麺、カレー粉の味変、トワイライトなバタフライピー・ティーを始め、初訪問ながら、とっても情報量の多い「きんそば」となりました。観光客には、フォトジェニックなものが多いのでオススメですが、こういう時期は観光客が来にくい立地なので、県民にもオススメです!
沖縄そば専門店 きんそば (沖縄そば / 儀保駅、石嶺駅、経塚駅) 昼総合点★★★★☆ 4.0
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