国際通りから1本入ったところにある老舗の小料理居酒屋「小桜」の姉妹店が、やはり国際通りから1本入ったところ(逆側)にオープンした、ということで早速行ってきました。
場所はホテルロイヤルオリオンの裏側、バーボンクラブの隣です。
お店に入るとカウンターがあり、僕はそちらに陣取りましたが、奥(2階)にはテーブル席もあるようです。現在、ランチタイムにはカレーを提供していますが、本来は居酒屋で、店内には泡盛がたくさん並んでいました。
こちらのカレーは小桜がランチ営業していた「カリー小桜」で出していたものと近そうですね。この日はパクチーが切れているということで…
スパイスカレー・金の味玉入り(1,250円)
スパイスカレー・金の味玉入りをいただきました。左が小梅キーマカレー、右がスパイスチキンカレーとのこと。
まずはチキンカレーからいただきます。大ぶりのチキンが2つ入ったカレーで、辛さ、スパイスはほどほどで、スタンダードなカレーだと思いました。
カリー小桜の時も思いましたが、スパイスが尖っていないというか、親しみやすい味わいで美味しいです。それは味玉も同様で、チキンカレーとの相性もいいです。
副菜はキャロットラペ、キャベツ、ポテサラとありますが、どれと混ぜても美味しいですし、全部混ぜてももちろん美味しいです。
続いては、小梅キーマカレー、お店の名前がついていますが、ちゃんと小梅も入っています。小梅は少しずつ潰しながらいただきます。
こちらもベースのカレーはスタンダードな味わいですが、梅が入ることで酸味のアクセントが生まれます。
このカレー、レモンが付いているんですが、チキンカレーにかけても、全部混ぜたあとのカレーにかけても、酸味というよりは味の深みが増して美味しくなりました。小桜カリーにもレモンはあったんですが、だいぶ印象が異なったのは、梅の酸味のおかげでしょうか?
コクというと、難しい表現になりますが、いろいろな味が加わることで味に厚みが出て美味しくなるんですよね。いろいろな副菜もそうですし、ふたつの酸味もそうですし、味わいの満足度の高いカレーだな、と思いました。
腹ペコで行ったので、オーダー時には大盛りにできないのかな、なんて考えていましたが、食べ終わってみると、味の厚みもあってか、しっかりとお腹いっぱいになりました。いやぁ、美味しかったです。
最近の沖縄、カレーのお店が増えていますが、味の厚みという点で「小梅」を推したいと思います。いろいろお店がある中でのポジショニングって難しいと思うんですが、しっかりとキャラがあるカレーでした。
ということで、ごちそうさまでした!
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