ゴールデンウィークはひとりでメキシコを旅しています。今日、帰国するんですが、この旅で食べたものをまとめて紹介します。
そもそもメキシコにはNETFLIX「タコスのすべて」という番組を観て興味を持ちました。旅の前には(メキシコに行けるとは思っていなかったんですが)、のうれんプラザの「ブレーメン」やパラダイス通りの「ボラーチョス」でタコスを食べ歩いていました。ということで、メキシコでもタコスをたくさん食べました!
まず最初のメキシカンは、グアダラハラのホテルの近所で朝からやっていたお店で「トスターダ」をいただきました。タコスのトーストって感じです。
豚肉の入ったタコスをさらに焼いています。トルティーヤを開けて、中にサルサを入れていただきます。肉汁&サルサがジューシーで美味しい!
小さな街の屋台でもタコスを食べました。基本、メキシコでタコスを食べる時は全部手で食べます。ライムをたっぷり絞って、サルサをドカッと入れて、手をベタベタにしながら食べるもの、それがタコスです。
お肉を扱うレストランで豚のホロホロ煮・カルニタスをいただきました。カルニタスは地域やお店によっても結構違いがあるそうです。
こちらのカルニタスは水分が少なめな印象です。イリチー的な? これもトルティーヤにのせて、サルサやワカモレで足していただきました。肉の食感が美味しかったです。
DiDi Food もあったので、タコスを頼んでみました。タコス2つとケサディーヤ1つ、サルサ多め、配達料まで全部コミコミで1,200円くらいでした。
これはひき肉を使っているので、沖縄のタコスに近いかもしれませんが、ひき肉がかなり粗いのと、脂身がいい感じにジューシーで美味しかったです。
グアダラハラで人気のタコス屋台にも行ってきました。メキシコではタコスの専門店になると、いろいろな部位があって、それを指定していただきます。
コンビニで「焼き鳥」って言ったら正肉くらいだけど、焼き鳥屋さんだと、ぼんじりとかハツとかがあるような感じです。常連さんはお肉のカットの仕方までオーダーしていました。
👆は豚タンですが、唇や耳もいただきました。ぷるぷるして美味しかったです。
グアダラハラ名物だという山羊のスープ・ビリアもいただきました。山羊のお肉がいろいろ入っていて、スープは塩味が強めですが、お肉は程よかったです。
こちらもトルティーヤに入れて、ライム&サルサでいただきます。
このあたりでタコスに重要なのは「脂」だとわかってきました。モツ煮込みも脂がしっかりと残っている方が美味しいですよね? あれに近いかもしれません。
街は移り、こちらはオアハカのタコスです。このお店でもいろいろな部位から選ぶことができました。
が、オアハカはタコスよりも、オアハカの名物料理のポジションが強い印象だったので、そちらをいただきました。
まずはチョコレートソース・モレです。これは蒸したチキンにモレをかけたものです。
このお店のモレには、旨味や塩味が無く、今回メキシコで食べたものの中で一番好みじゃなかったかも。
ちょっと話題はそれますが、好みじゃないと言えば… 僕がメキシコで飲んだクラフトビールはどれも微妙でした。
メキシコと沖縄、食文化も似ているものがあると思っているんですが、クラフトビール不毛の地というのも似ているのかも…?
さて、続いてのオアハカ名物はチャプリン、そしてチーズです。
チャプリンって、喜劇王かと思ったら、バッタのことでした。オムレツをカットすると、のび〜るチーズとともに中からバッタがたくさん…
これもトルティーヤで包んで食べたんですが、そうなってしまうとバッタかどうかはわからず、美味しくいただけました。
オアハカでの最後の食事は市場の中にあるお店でトラジューダなるものをいただきました。
こちらはトルティーヤのパリパリピザという感じで、500円くらいなんですが、このサイズ。食べきれるか不安ではありましたが、生地が薄くてパリパリ、具材も野菜が多めなこともあり、意外と食べ切れました。
のび〜るチーズはそこまで熱くなくてもこれくらい伸びるんですよね。で、食感がしっかりとあるので、食べごたえもあって美味しかったです。
さて、今回の旅の最後の街、メキシコシティです。朝ごはんのタイミングでも屋台が出ていて、こちらは地元のサラリーマンがたくさん並んでいたので僕も並んでみました。
お肉たっぷりのサンドイッチのお店でした。メニューは何種類かありましたが、どれも数種類のお肉が入っていて、なるほどパワフルだな〜、と。
そして、今回の旅のメインイベント、「タコスのすべて」に登場したお店・Taquería El Torito(タケリア エルトリート)にやってきました。
おそらくですが、トルティーヤに煮汁や脂を染み込ませて、揚げるように焼き、そこにお肉を入れているんだと思います。持った時にめっちゃ熱くて、みんなどうやって持っているんだろうと疑問に思ったので…
で、これがめっちゃめちゃ美味しくて、今まで食べてたタコスとは次元が違いました。エルトリートの近所にあるもうひとつのタコス屋さん LOS COCUYOS(ロス コクヨス)にも行ってみました。こちらはガイドさんが観光客を連れて案内しているタイミングで、とても混んでいました。
こちらのトルティーヤはそこまでスープや脂を含ませていないようで、はじめっからあまり苦労せずに持つことができました。
味はエル トリートの方が好みでしたが、食べる部位と、それにどのサルサをかけるかで印象が変わるので、何度か通わないと正解にたどり着けない気がしました。
今回、美味しいタコス屋の条件として気がついたのが、調理エリアの広さです。肉を煮る&焼くエリア、カットするエリア、トルティーヤを調理するエリアが分かれているところはどこも美味しかったですし、それだけの量や部位を扱っているってことの証じゃないかと。
あとはトルティーヤですが、沖縄だとほとんどのタコスが小麦粉で作っていますが、メキシコはほとんどがマサというトウモロコシの粉、さらに美味しかったトルティーヤはトウモロコシの粒から作っているところもありました。
最高のタコスの条件は、美味しいトルティーヤと新鮮な脂がついたお肉じゃないかと! 日本に帰って何かに活かせるかな〜。
いや〜、1週間の短期集中でしたが、食べたいと思っていたタコスを本場メキシコで食べることができて本当に幸せでした。ごちそうさまでした!!
メキシコの旅ブログについてはこちら👇にまとめてありますので、ぜひそちらもご覧ください!
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