スシローの今回の「匠の一皿」シリーズが気になって、早速食べに行ってきました。
現在、スシローでは、「スシロー創業祭 あっぱれ、日本!超すし祭」第一弾が開催中で、八州水産が目利きしたという八州まぐろや、青森で水揚げされたサーモンなんかも食べられる、ということで、ウォーミングアップがわりにそちらからいただいてきます。
まずその形に惹かれて流れているのを取ったのがこちら、活〆とろひらまさ(150円)です。
ひらまさは夏が旬を迎えるブリ属の魚で、刺身の見た目も似ていますが、その締まった食感が特徴的です。スシローのひらまさも回転寿司チェーン以上の食感があり、とても美味しかったです。
続いて、八州水産が目利きしたという天然インド鮪赤身(150円)です。八州水産って知らなかったんですが、「鮪一筋、世界の海から漁港へ、冷凍庫へ、そして全国のお客様のお手元へ」というマグロ専門の会社なんですね。
最近のスシローはいつもネタがユニークで、マグロも美味しいことが多いので、それを考えるとそこまで特筆すべき美味しさとは思わなかったんですが、スタンダードな味わいで美味しかったです。こう考えると、ほんとにここ2年位で美味しくなったなぁ、スシロー。
ってことで、違いを感じるために天然インド鮪中とろ(150円)もいただいてみました。
こちらはねっとりとした食感、脂の甘味、醤油との相性も含め、とても美味しかったです。こういうのが食べたかった〜!
続いては、店長の裏メニュー的・天然インド鮪切り落とし(100円)です。
端っこだけ、切り落としのネタですが、しっかりと美味しかったです。これが100円なら、マグロはずっとこれだけでもいいかも…
鮮度が違う! 青森県産大とろ生サーモン(150円)なるものもいただきました。
通常、回転寿司チェーンで提供されているサーモンは北欧産のものが多いですが、こちらは青森で獲れたサーモンとのことで、もしかしたらチルドで沖縄まで来ているのでしょうか? 柔らかめの食感も脂も美味しいんですが、マグロの脂とはまた違った味わいで美味しかったです。
続いては、大きめのネタが流れて来たので、思わず取ってしまった大切りあわび(300円)です。
あわびとして大きいわけでありませんが、カットは分厚く、食感をしっかり楽しむことができました。沖縄で、しかも回転寿しチェーンでこのクオリティがすごいなぁ。この日、食べたネタで一番印象に残りました。
ってことで、余韻に浸りつつ、こはだ(100円)をつまみ…
「麺屋海神」とのコラボメニュー、魚介に超惚れこんだ塩ラーメン(380円)をいただいてみました。
鯛、はまち、まぐろで出汁を取ったという塩ラーメンは、塩味やや強めですが、お寿司屋産でのポジションを考えるとほどよいかも。麺は「麺屋海神」のものではなく、スシローの全粒粉入り麺ですが、塩味やや強めのスープとの相性は良くて、一杯380円としてはなかなかだと思いました。
さて、ここでやっと気になっていた「匠の一皿」が登場です。まずは、天然インドまぐろの五香鉄火(300円)です。
たしかに五香粉の香りがする鉄火巻なんですが、アボカドが味わいをまろやかにしているのと、マグロの食感が意外とアボカドに近くて、なんだかよくわからない印象でした。美味しいんですけどね。
続いては、極上ひらまさ 辛味の赤と酸味の黒(300円)です。
こちらは、ひらまさのコリコリとした食感がありつつ、味で幅を持たせているのが良くって、とくに酸味の黒が美味しかったです。これは普通の商品開発では出てこ無さそうなメニューだと思うので、「匠の一皿」が本領発揮では無いでしょうか。
〆の前に店内仕込のジャンボ貝柱フライ(480円)を…
なんの貝柱か書いてなかったんですが、ホタテでしょうか? もしかしてタイラガイ?
サクサクの衣にタルタルソースをのせて食べてみると、中には大きな貝柱がありました。衣と貝柱の食感を楽しみつつ、タルタルソースを味わう、みたいなメニューでした。
最後はデザート代わりに炙り上穴子(150円)で〆ました。
いやぁ、新しいメニューや今だけのフェアメニューが多くて、リピートせずともお腹がいっぱいになりました。いろいろな魚介はもちろん、いろいろな味を楽しませてくれるのはありがたいですね。
ということで、ごちそうさまでした!
スシロー 那覇天久店 (回転寿司 / 美栄橋駅、おもろまち駅、牧志駅) 昼総合点★★★☆☆ 3.5
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