沖縄のラーメン屋さんの Twitter アカウントをリスト化して、日々チェックしているのですが、高い確率で「食べたい!」と思うけどなかなか行けないのが、読谷にある「まるつストア」です。
これまでいろいろなラーメンを食べてきましたが、Twitter の情報を見て「食べたい!」ってなるのは、これまでの記憶を刺激する何かがあるからなんでしょうね。ただ、那覇から読谷まで車で1時間弱。平日に行くにはよっぽど仕事に余裕があるか、読谷あたりでの仕事がないと難しいのです。
ただし、夕方からしか予定がない日曜日なら別! そしてこの日は味玉が無料だという Twitter を見て行ってきました。
本日無くなるまで
【くずれ味玉無料】で提供します!賄いで食べきれない量なのでお気軽に申し付けください! pic.twitter.com/Lx7vS4ODlx
— ㋡まるつストア㋡ (@okinawa_marchi) June 1, 2025
サービスのくずれ味玉をいただくのですが、そのために味玉の売上が下がってしまうのはどうなんだろう、とも思う反面、わざわざ味玉の食券を買うのもなぁ…
ということで…
特製手揉み中華 醤油(1,350円)+くずれ味玉(無料)
最初から味玉の入った“特製”手揉み中華をいただくことに。味は醤油と塩から選べますが、今回は醤油味にしました。
麺は太縮れ麺、スープは醤油がほどほどに主張して、まろやかな旨味を感じられるものでした。2種類のチャーシューが2枚ずつと味玉が2つ、さらにメンマと海苔が入っています。
分厚いチャーシューその1は、みっちりと密度が高く豚肉の美味しさをしっかりと味わえました。
分厚いチャーシューその2はしっかりと燻されて脂が甘く香るもので、それぞれの良さがあり、それぞれが美味しかったです。
ふたつの味玉に味の違いはありませんが、殻を剥く過程でトラブルがあると「まかない用」にしなきゃいけないのも大変ですよね。味は同じなのに…
終盤は胡椒を入れて変化を楽しみます。醤油の主張は穏やかなので、醤油が前面に出てくるというよりは、胡椒の香りがアクセントになる、そんな変化を楽しめました。
ところで、ラーメンにはいろいろな麺がありますが、僕が一番好きなのは太縮れ麺です。これは幼少期の記憶が影響していると思ってます。幼少期の食体験は強い感情的記憶と結びつき、大人になってもその食べ物に対してポジティブな感情を抱きやすくなるんだとか。
幼少期の僕は千葉県のファミールハイツという団地に住んでいて、そこには「東來」という中華料理屋がありました。お店に食べに行った記憶はほとんど無くて、いつも出前で頼んでいました。メニューを選んで電話で注文して、家のチャイムが鳴るのを待つ… ワクワクしてラーメンを待っていた、その「東来」のラーメンが太縮れ麺だったので、今でも太縮れ麺が好きなんじゃないかとも思っています。
今回のまるつストアの太縮れ麺は、食感にプリッと弾力があるものではなく、ちくわぶのようにズブズブと吸収するような食感だったんですが、これは意外性があって良かったです。麺、大盛りにすれば良かったな、と思った頃には食べ終えていました。
ということで、今日も美味しいまるつストアのラーメンでした。ごちそうさまでした!
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